中高生から「会話を途切れない様にするにはどうしたらいいですか?」と、しばしば相談されることがあります。沈黙は回避したくなる厄介なコミュニケーションと考える人も多いようです。一方で、コーチングやカウンセリングの場面では沈黙一つ一つには意味があるとされることが多く、思考が進む時間として大切に扱われたりします。沈黙に耳を傾けることによって私たちの会話に広がりが出るかもしれません。
—『沈黙』というコミュニケーション —
5月11日 あなたは、ふだん、どのくらいの時間、会話の中で沈黙を待つ(許容する)ことをしていますか。
5月12日 「嫌な沈黙」と「良い沈黙」には、それぞれどのようなものがありますか。
5月13日 音や絵、写真、演劇。人の声以外に、沈黙を感じさせるものは何かありますか。
5月14日 どんなとき、沈黙を避けたくなりますか。それは、どのような理由からでしょうか。
5月15日 沈黙がやってきた時、目の前の相手はどんな様子でいるでしょうか。(よ〜く見てみましょう)
5月16日 あなたは沈黙の声を聴こうとしていますか?それとも、自分の言葉を発したり解決を急いだりすることが多いですか?
5月17日 沈黙を破る態度や言葉には、どのようなものがありますか。
(あなたが体験したことや、最近誰かにやったことを思い返してみましょう)
5月18日 「言葉が熟すのを待つ」と言い換えられるように、沈黙の過ごし方を肯定的表現にしてみます。あなたはどんな言い換えをしますか?
5月19日 沈黙を過ごしやすくさせる、ユニークな方法があるとしたら、どんな方法でしょうか。
5月20日 今日は沈黙に耳をすませてみましょう。響いている音や表情や、そこから気づくことは何かありますか?
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5月下旬の10の問いは、5月21日配信予定です。記事を読んだ感想をお送りください。質問への回答や、読んでやってみたことなども大歓迎です!