オーストラリアのコーチングファーム Global Coaching Institute（GCI）が提供するプロセスワーク・コーチングを学び、GCI認定プロセスワーク・コーチの資格(1年間のプログラム修了)を取得しました。

十数年に亘ってコーチングを主題に複数の対人支援の学問を学んできましたが、ここで改めて自身のコーチングの能力を棚卸し、コーチングという会話をする際の姿勢や技術、知識を一層深めたいと考えGCIのプログラムを受けました。

プロセスワーク・コーチングの特徴は、アーノルド・ミンデル氏が生み出したプロセス指向心理学と、コーチングの気づきを生み出す思考法を融合したEMERGEモデル™という会話のナビゲーションを用いている点にあります。「感情や意識などの深層部分」へ問いかけながらクライアントが気づきを得ていくというアプローチです。

私たちは、普段、論理的に分かる部分に頼って判断したり行動したりしますが、深層心理学的には、論理的に分かる部分は意外に少ないと言います。その他の”なんだか分からない（無意識なものや身体的な感覚）けれど何か気になる”という部分にも注意深く聴いていくことで、クライアントとコーチの間で探求や変容を起こしていくことが大事だとこのプログラムを通して実感しました。

and seedsのコーチングセッションでは、プロセスワーク・コーチングの要素を取り入れた会話の時間を、クライアントの皆様と味わっていきたいと思います。

and seeds小畑