and seeds小畑の朝の日課である「セルフコーチング」の様子を5日分更新していきます。6分間の「自分に向けて質問をする時間」です。質問力のトレーニングと一日の始めの思考整理をしています。連載4日目。
やり方はこんな風に
1. 朝、仕事開始前に「6分間」を用意する
2. 質問する人(コーチ)、答える人の一人二役で「質問をする」「それに答える」を繰り返す
3. 時間内に扱う話題は1つ
4. 会話の発言は「全て声に出す」。自分の言葉を声にして耳から聞くことで、前頭葉が働き、理解が進む
5. 「6分間」経ったら、話が途中でも会話を終わりにし「気づいたことや始めのスモールステップ」を言葉にする
以下、コーチ役が使った「質問」を紹介。回答部分は公開できるところまでを。
2月25日 8:53〜
ー おはようございます。今日のテーマは何ですか
年明けから書きたいと思っている企画書を進めたくて、今日どのように、どこまで進められるか明確にしたいなと思っています
ー 企画書は、あなたにとってどのような意味がありますか
あー そう。どのような意味、、大きな意味ですね。躍動する人や社会をつくるコーチになりたいってビジョンがあるんですけど、それを体現する場所の一つになるそんな意図が・・・
ー それはすごく大事ですね。今日は話をする中で何を整理したいですか
今企画書のドラフトは書いてある状態で。 目標値と完了までのステップが整理されていると・・・
ー 企画書の完成した状態を10としましょう。10の状態って、具体的に何ができている?
文章として成り立っている。つまり私以外の人が読んで8割明確。私の思い、何を書くか、なぜ書くか、どうしたいのか、どんな社会的価値を作ろうとしているか、具体的な案とそれは相手にとってどんなベネフィットがあるか・・・ シンプルに可視化されていること
(2分間ほど話し続ける)
ー それで、現状は1-10のうちどこにいるんですか
4あたり。
ー といいますと
4と言ったのは、 一度ドラフトを書いてるってのが大きくて、 自分の考えていること、やっぱり、上手くなくても言語化しているのが数字をあげていると思っています
ー ここまで話して、新たな気づきはありますか
やることはまだ残っているけど、 私の中で完了に近づけていくコツは、具体的に書けってことだ。それと数字を上げるには周囲の客観的な視点が入ることも大事だと考え始めています
ー 「4」から、いくつに上げるために、今日の時間を使いますか
4から7へ、1時間。午後16-17時に
ー 時間になりました。今日のスモールステップを言葉にしてサヨナラしましょう
アクションティップスは、文字のアウトプット原稿に書く、客観的な視点、フィードバックをもらうプロセスを明確に作る、依頼!4から7に向けて、えーとまずは今日出した「10」を満たす企画書の項目をあげて・・・
話した感想 08:59
「企画書を作ることはあなたにとってどのような意味があるか」という、事柄の目的に戻り考えを言葉にできたことで仕事の優先順位が上がりました。スケーリング(1→10)で4と認識しているのに自分で驚きました。結構進んでいるじゃない。
もっと知りたい、活用したい方向けに✏︎
「今日のアプローチ」
セルフコーチングフロー(会話の流れと質問の意図)を簡単に紹介します!
- テーマの確認
「今日のテーマは何ですか」 - 目的の設定
「企画書ー あなたにとってどんな意味がある?」
「今日は何を整理したい」 - 理想の状態 *肯定的未来を描く
「完成形の10の状態は、具体的に何が起きているの?」 - 現状把握*数字で測る
「今は1~10段階のどこにいる」 - 学び、気づきを促す
「話してみて、新たな気づきはあるか」 - 行動デザイン
「スモールステップを言葉にしてサヨナラ〜」
以上
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